私達は、建物・動産等に付保されるご契約金額の算定と、損害の調査を行う保険鑑定人という仕事を行っています。一般的には知られていない仕事ですが、もしもの時に必要となる仕事です。仕事の分野は、多岐にわたりますが、わかり易い例を上げると、地震や台風などの広域災害で損壊した建物・動産等の損害調査です。近年では東日本大地震や、熊本大地震でも多くの調査を行いました。
災害はいつも突然起こります。一瞬で普通の生活から、不自由な生活を余儀なくされるのです。罹災したお客様には不安しかありません。だからこそ、私達は保険の約款を基本として公正に、可能な限り満足頂けるように判断しなければなりません。私達の作成した資料が、最終的に保険会社様からお客様へお支払される金額となるのですから。
この仕事に大切なことは、お客様の立場で考えることのできる感性を持っていることです。地震による損壊や、火災による焼失など、お客様は想像以上の不安や喪失感を抱えています。そういう時だからこそ、お客様の気持ちに寄り添い、お客様の立場で考えることのできる感性が必要なのです。
損害保険鑑定人は、一人前になるまで約5年と言われています。仕事の領域は、取得する資格により出来る仕事が広がります。上級資格を取得する勉強を継続的に行う努力次第で自分の未来を創る事が出来る仕事です。
これまでの鑑定業界の人材育成は、徒弟制度的に仕事を覚えることが育成の常識と言われてきました。鑑定という仕事の質は個人の能力によるところが大きい仕事です。いわば、人が競争力の源泉なのです。ですから、人材育成には最も力を入れなければなりません。弊社では勤務年数に応じで各種研修を行い、短期間で質の高い鑑定が出来る人材育成を行っています。
この仕事は興味があればどんな分野にでも携わる事ができます。宇宙プラントの関連企業や自動車・船舶のメーカー、地元の町工場までありとあらゆる分野で保険鑑定という仕事が求められています。これまで30年以上保険鑑定に携わってきましたが、今でも新しい発見があり、本当にやりがいのある仕事です。
「いつも、お客様のそばに。」この気持ちを大切にすることが出来る方であれば、鑑定という仕事は一生の仕事になります。是非、私達と一緒に自分の人生と、お客様の人生を創っていきましょう!
福岡トップクラスの実績 損害保険鑑定のプロ集団@福岡【三立鑑定】【3分企業研究】
「はたらくふくおか」様に取材して頂きました!
就職活動当時の状況と、三立鑑定を選んだ理由について教えてください
当時、私は金融機関の説明会に多数参加していました。しかし、どんな仕事に就きたいのか明確ではなく自分にとって魅力的な企業はありませんでした。ある合同説明会で弊社の話を聞いた時、損害鑑定人という仕事の存在を初めて知りました。初めは何をする仕事か理解し難かったですが、その後も個別説明会やOB訪問等設けていただき、丁寧に向き合ってくれるところや会社の良し悪しを包み隠さず話してくれるところから、次第に会社の社風に魅力を感じこの会社で仕事がしたいと強く感じました。また、旅行が趣味なので仕事で遠方に行けるところにも魅力を感じました。
仕事のやりがいについて教えてください
仕事のやりがいは2つあります。1つ目は高額や難しい事案をやり遂げたときです。大きな事案ほどより細かい見解が求められます。そのために見積業者へ電話照会をしたり実際に現地で状況を確認します。また、周りの先輩や上司の意見を参考にしたり、以前の経験を活かすなど様々な取組を経て報告書が完成したときは大きな達成感がありますし、次に進む励みにもなります。2つ目は被災者からの感謝の言葉です。被災された方の不安に少しでも応えることが出来る様に、日々意識して多くの知識を蓄え、親身になって話すことを心掛けています。
入社後、成長したと思う点を教えてください
私はこの仕事は理系と文系の二面性があると考えています。前者は、調査が主なこの業界では必須です。学生時代まで文系だった私は入社してから建築や機械に関する知識はゼロからのスタートでした。ですが、先輩や上司のアドバイスや、現地立会や書面査定の積み重ねにより理解できることも増え、今では仕事以外のときでも建物の構造や建築など自然と目が行くようになりました。後者は現地調査や電話照会、文章等で必要となる言葉の伝え方です。特に文章では、鑑定内容の説明が上手くできていないと上司に厳しく指導いただきました。今では用語や言葉遣いなどに注意し、文章を作成することができる様になりました。
就活生に対するメッセージ
私の就活時代の志望業種は、金融業に絞り切っていました。しかし、友人に合同説明会に誘われたことで奇跡的に弊社と出会い入社することができました。弊社は専門機関なのでもし誘われていなければ目を向けていなかったと思います。就活生のみなさん、初めは何をしたらいいか分からないかもしれません。まずは業種を絞らずにたくさんの説明会に足を運んでみてください。自分が興味を持っていたものとは違う新しい出会いがあるかもしれません。内定がゴールではなくその企業でやりがいを持って働くことが大事だと思うので、ぜひ入社後の自分を想像しながら就職活動を行ってみてください。
就職活動時代のことを教えてください
元々公務員試験に向けて勉強していた為、私が就職活動に切り替えたときには、周りの友人は既に業界研究・面接の練習・エントリーシートの書き方等の練習を終えていました。少しでも周りの就活生に追いつくために、1日に複数の会社説明を聞ける合同説明会に業界研究も兼ねて、たくさん参加していました。また、面接の練習の機会もほとんどなかったので、場数を踏むしかないと思い、少しでも興味を持った会社の面接には、積極的に参加していました。
仕事を通して成長が実感できた経験について教えてください
保険会社の社員さんから意見を求められたり、社内の社員から約款の解釈について聞かれたりと、人に質問や相談をされることが増えました。すぐに回答できるものもあれば、よくわからないもの、知っているけれど自信がないものもあります。まだ経験も浅いので、聞きやすいから聞かれている要素も大きいとは思いますが、それでも数人いる中から私に声をかけてくださる方が増えたことはとても嬉しく、少しは成長できているのかなと感じます。また、答えられない部分は周りの方にさらに教えていただいているので、質問されることでさらに成長できている気がします。
どんな人がこの仕事に向いていると思いますか?
損害保険では、建物以外にも家財や工場の機械など幅広い分野に対応した商品がある為、それに比例して、鑑定人も幅広い知識を求められます。もちろん知らないことがたくさんですが、インターネットで調べたり、業者さんや上司に教えていただきながら、日常生活では知りえないような知識が毎日増えていくのを実感し楽しめるような、好奇心旺盛な方が向いているのではないかと思います。
就活生に対するメッセージ
就職活動は今後の人生が変わるかもしれない人生の一大イベントですが、だからこそ、焦ったり背伸びをする必要はないのではと思います。
企業規模や事業内容も就活においては重要ですが、自分の目的や性格にあう企業なのかという部分もしっかり意識して、就職後は充実した社会人生活を送っていただきたいです。
コロナ禍で選択肢・方法等例年とは何もかもが違う就活で大変と思いますが、頑張ってください。
現在の仕事内容について教えてください
私は損害保険会社への常駐という形で、現場立会調査を中心に損害鑑定を行っています。
特に現在は地震損害に特化した地震保険を主に扱っている為、1日平均して2件~多くて4件以上の現場立会調査を毎日行っています。
実際に現地で保険契約者の方のお話を聞きながら鑑定を行っていくため、調査技法のみならず説明の仕方など細かい部分に自分の未熟さを感じることも多く、日々勉強の毎日です。
仕事のやりがいについて教えてください
地震や台風等の自然災害が猛威を振るうこの日本において、損害保険は必要不可欠な制度となっています。
私達鑑定人が公正・中立な査定を行うことで損害保険制度を支えることが、間接的に人々を災害や事故の不安から保護しているという点で、私は非常にやりがいを感じています。
会社や所属部署の社風について教えてください
人数規模が小さい会社である為、コミュニケーションを取りやすい環境にあると思います。
年齢幅の開きが大きいため先輩というよりは先生のような捉え方に近い方も数名おり、業務に限定されない様々な物事を教えていただいています。
一聞いたら十以上の知識を教えていただけるので、大変学びやすい環境です。
就活生に対するメッセージをご記入ください
就活生の皆さんには、先入観にとらわれず様々な業界業種に目を向けていただきたいです。
就活では、どうしても企業や職種のネームバリュー・ブランド力に影響を受けてしまい、視野が狭くなりがちです。自分の求める条件を満たしてくれる企業・自分の性格に合った職種というものは必ずあるはずなので、視野を大きく広げてほしいと思います。
就職活動時代のことを教えてください
当日は、院への進学か就職するか悩んでいました。また、部活もしていたので、3年生の夏期インターンなども参加していませんでした。結局、家庭の事情で親から就職しなさいと言われ、就職することに決めたのは3年の冬ぐらいです。それまで真面目に就活をしていなかったので、特に働きたい業種もなく、とりあえず大学主催の企業説明会に参加し、面白そうと思った企業の話を聞きました。面接やSPIなどの対策は特にしていませんでしたが、人見知り改善のために、部活動で部外の方とよく喋る役職についたことは就活時や仕事についてからも活きていると思います。
仕事を通して成長が実感できた経験について教えてください
実は、弊社の名前や職種も、学内の企業説明で初めて知りました。そこで担当の方から、詳しく会社の説明を聞いて興味が湧いたことがきっかけです。大学4年の4月が学校や部活で忙しく、なかなか就職活動に時間を割けなかったので、スムーズに選考を進めて頂いたことには本当に感謝しています。選考を受けている学生のひとり一人を大切に対応していると感じることが出来たことも弊社を選んだ理由ですね。
どんな人がこの仕事に向いていると思いますか?
入社してすぐはコロナと資格獲得の為の勉強で自宅待機が多かったこともあり、あまり働いている実感はありませんでした。コロナが落ち着いて、は先輩や上司の方に同行し様々な現場に行かせてもらいましたが、工場や工事現場など外回りが出来る様になってからは、めったに入れないような場所で仕事をすることも多く貴重な経験を積みました。それと同時に建物の材質や様々なモノの価格(単価)や数え方(単位)を覚えないといけないので大変でした。
たまにお客様にご指摘を頂くこともありますが、仕事を終わらせれば定時退社もでき、給料も学生時代のイメージより良いのでこの会社で働くことができてよかったと思っています。
就活生に対するメッセージ
コロナ禍での就職活動は、移動や選考などに様々な制限があり、学生の皆さんにとっては大変な就職活動になっていると思います。志望している企業が採用を取り止めていることもあると思います。しかし、世の中にはたくさんの仕事があり、衰退する仕事もあれば、新しく発生する仕事もあります。私のように説明会で出会うまで知らなかった企業でも、働いてみるとすごく働きやすい企業だったということもあります。視野を狭めず、前向きな就職活動を続けることが出来れば、必ず納得のできる仕事に就けると思います。
会社名 | 株式会社 三立鑑定 |
---|---|
代表者名 | 代表取締役 伊藤 克一 |
本社所在地 | 〒810-0802 福岡県福岡市博多区中洲中島町2-3-7F |
本社電話番号 | 092(283)6910 |
本社FAX番号 | 092(283)6912 |
従業員数 | 37名 |
設立 | 1997年11月 |
事業内容 | 損害保険に関わる損害鑑定業務、調査業務、評価鑑定等 |
資本金 | 300万円 |
事業所 |
本社: 北九州支店: 鹿児島支店: 大分支店: 熊本支店: 広島支店: 札幌支店: ㈱三立四国鑑定事務所(業務提携先): |
平均年齢 | 38.5歳(2024年7月現在) |
沿革 |
平成9年11月 平成10年6月 平成15年7月 平成16年4月 平成17年3月 平成18年8月 平成23年6月 平成24年7月 平成26年4月 平成27年8月 令和3年6月 |
採用メッセージ | 当社では、迅速かつ適切な対応を行い損害保険会社や保険契約者から信頼される鑑定業務(サービス)を目指しています。また、全員が明日を担える鑑定人になるべく定期的に研修を行い、日々精進しております。 当社の財産は人です。豊かな人間性、高い技術を兼ね備え、社会に貢献できる鑑定人が育つように社内環境を整えバックアップしています。 全ての社員にとって働きがいのある会社を目指し、働きやすい社内環境の整備及び改善に取り組んでおります。 |
---|---|
募集職種 | 損害保険鑑定人 |
仕事内容 | 損害保険事故(火災・台風・地震・水害・マンション漏水事故 等)の際、原因調査・損害額の算出を行い、損害保険会社へ報告書を提出する業務です。 入社後に損害保険鑑定人資格の取得が必要です。 |
募集対象 | 高専・大学・大学院 |
募集学部・学科 | 全学部全学科 |
募集人数 | 3名 |
採用フロー | エントリーシート提出→書類選考→SPI・性格検査→個別面接(1回)→最終面接→内定 |
基本月給 | 200,000円+諸手当 |
---|---|
諸手当 | 通勤手当・家族手当・時間外勤務手当 |
昇給 | 年1回(7月) |
賞与 | 年2回(6月、12月) |
休日休暇 | 年間120日、土曜・日曜・祝日・特別連休・年末年始休暇・リフレッシュ休暇(2年目から) |
福利厚生 | 各種社会保険、育児休業、介護休業 |
勤務地 | 福岡県他(説明会時にご希望の勤務地をお伺いします。) |
勤務時間 | 8:30~17:30(休憩1時間) |
教育体制 | 新入社員研修、社外研修(マナー講習・ビジネススキル講習等)、鑑定人試験対策研修、ドローン講習等 |
採用実績校 | 福岡大学・西南学院大学・九州産業大学・九州工業大学・熊本大学・山口大学他 |
---|---|
採用人数(年度ごと) | 3名(2021年度),0名(2022年度),2名(2023年度) |
問合せ部署名 | サポートチーム |
---|---|
住所 | 〒810-0802 福岡県福岡市博多区中洲中島町2-3-7F |
電話番号 | 092(283)6910 |
採用担当者名 | 有田(ありた) |
- 新卒採用に応募したいのですが、募集職種にはどのようなものがありますか?
- 損害保険鑑定人を募集しております。
- 採用方針について教えてください。
- ・「何事も経験してみよう」とフットワーク軽く前向きな姿勢で仕事に取り組む人
・相手の立場を考え行動できる人
・コツコツと努力することを惜しまない人
・人々が喜ぶ姿を、自分の喜びに出来る人
ひとつでもあてはまるものがございましたら、ご応募お待ちしております。
- 今年の採用人数について教えてください。
- 2〜3名を予定しております。
- 応募の条件等があれば教えてください。
- 普通自動車一種免許
- 選考の流れを教えてください。
- エントリーシート提出→書類選考→適正検査→個別面接(1回)→最終面接→内定
- 応募の際に提出する書類は何がありますか?
- エントリーシート
- 就職前に取っておいたほうが良い資格はありますか?
- 鑑定人資格試験は年に2回(1月・7月)あります。卒業前に取得する事も可能なのでご相談いただければ教材の提供や 受験申込、試験対策のバックアップをします。もちろん入社後の受験OKです!!
- 入社後のキャリアプランについて教えてください。
- 1年目:3級鑑定人資格取得
5年目:2級鑑定人資格取得
12年目:1級鑑定人資格取得
(モデル年収 2級5年目-450万 1級12年目-700万)
- 社員数・平均年齢を教えてください。
- 社員数:37名 平均年齢:38.5歳
- 入社後、転勤はありますか?
- 転勤の可能性はあります。
ただし、転居が伴う異動に関しては、本人の了承を得た上での実施となります。
- 社員の男女比率を教えて下さい。
- 男性鑑定人(含む助手)28名 女性鑑定人7名 女性事務職5名です。